CPUは、PCの「頭脳」にあたるパーツです。選び方で迷うのは、メーカー(AMDかIntelか)と型番の読み方ではないでしょうか。性能の細かい比較は用途で変わるため、ここでは「間違えない選び方」を中心に整理します。
1. 最初にソケットを確認する
CPUとマザーボードは、ソケット(取り付けの形状)が合っていないと使えません。
| CPUシリーズ | ソケット | メモリ |
|---|---|---|
| AMD Ryzen 9000 | AM5 | DDR5のみ |
| Intel Core Ultra 200S | LGA1851 | DDR5のみ |
CPUを決めたら、対応するマザーボードをセットで選びます(マザーボードの選び方)。
2. 型番の末尾の意味
| 型番 | 意味 |
|---|---|
| X3D(Ryzen) | 大容量の3D V-Cacheを積んだモデル。ゲームで強みを発揮しやすい |
| X(Ryzen) | 通常より高い動作クロックのモデル |
| K(Intel) | 倍率ロックが外れたモデル(設定で動作クロックを調整できる) |
| F(Intel) | 内蔵グラフィックスなし。映像出力にグラボが必要 |
| KF(Intel) | 倍率ロックなし+内蔵グラフィックスなし |
「F」付きは、グラボを使う構成なら問題ありません。グラボなしで映像を出したいときは、Fなしのモデルを選びます。
3. 用途で考える
- ゲーム中心:ゲームで強いとされるX3D系は、人気の選択肢です。Ryzen 7 9800X3Dはその代表です。
- 配信・動画編集・複数の作業を同時に:コア数が多いモデルが向きます。
- 事務・ブラウジング中心:上位モデルは不要です。コストを抑えた構成で十分なことが多いです。
グラボとのバランスも大切です。CPUに予算をかけすぎても、ゲームではグラボの影響が大きい場面が多くあります(グラボの選び方)。
4. 買う前に確認すること
- クーラーが付属するか:Ryzen 7 9800X3DやCore Ultra 7 265Kにはクーラーが付属しません。別に用意します(CPUクーラーの選び方)。
- マザーボードのBIOS:発売時期の古いマザーボードでは、新しいCPUに対応するためのBIOS更新が必要な場合があります。購入前にメーカーのCPU対応表を確認しましょう。
- 電源容量:グラボの推奨電源を基準に選びます(電源とケース)。
5. 当サイトで価格を見る
Ryzen 5 9600X、Ryzen 7 9800X3D、Core Ultra 7 265Kなど、人気のCPUの最安値と推移を2時間ごとに更新しています。組み合わせの合計金額と互換性は構成シミュレーターで確認できます。